久々に、美容室に行って来た。一時はあまりのショートカットに身内も気づかなかったくらいだった私の髪も、肩に近い長さになっていた。でも、シャギーが入っているため、きちんとは結べず…「これじゃ、暑いなぁ」ということで、初夏向けの長さにカット。
切ったのは、3〜4cm。でも、これでずい分と“初夏のイメージ”になった(ように、私には見える)。大好きな「こんぺいとう」の雰囲気に、ちょっと近くなったかも。3cmで変わってくる「季節感」を実感。
“感”というのは、ちょっとしたことなのだ。でも、この“ちょっとしたこと”が、意外と大事。この積み重ねは「ちょっとやそっと」では作れないし、揺らがない。だから“ちょとしたこと”を、ひとつひとつ大切にしていきたいと思う。
一日に、“ちょっとしたこと=感”を幾つ見つけられるか、これが一年後・十年後…大きな違いになってくるのだろう。「頑張った感」「幸せ感」「満足感」「ありがとう感」「進んだ感」etc.身近な“感”のキラリ!を見つけるアンテナを、大切にして行こう。
3cmの“季節感”が、教えてくれた。
切ったのは、3〜4cm。でも、これでずい分と“初夏のイメージ”になった(ように、私には見える)。大好きな「こんぺいとう」の雰囲気に、ちょっと近くなったかも。3cmで変わってくる「季節感」を実感。
“感”というのは、ちょっとしたことなのだ。でも、この“ちょっとしたこと”が、意外と大事。この積み重ねは「ちょっとやそっと」では作れないし、揺らがない。だから“ちょとしたこと”を、ひとつひとつ大切にしていきたいと思う。
一日に、“ちょっとしたこと=感”を幾つ見つけられるか、これが一年後・十年後…大きな違いになってくるのだろう。「頑張った感」「幸せ感」「満足感」「ありがとう感」「進んだ感」etc.身近な“感”のキラリ!を見つけるアンテナを、大切にして行こう。
3cmの“季節感”が、教えてくれた。
県内の私立大学・短大が中心になって主催された「就職キックオフセミナー2005」。初の試みという今回、私は、講演者のお一人として話されるクライアントの応援と、キリ短の紀々クラスへの参考のために、参加させてもらった。
中小企業の経営者と学生が、直接会って“採用面接という形以外で”話をするという機会は、両者にとって、とても有意義なものだったようだ。「こちらが質問する側だと、相手がよく見えないけれど、相手から質問される側になると、相手の個性など“どんな人か”が見えてくるから、いいね」会場で再会した知り合いの経営者は、こうおっしゃっていた。「学生の“本当の姿”を見たい。“本当の声”を聴きたい。」それが、参加されている経営者の方々が願っていることのようだった。
研修などでは経営者の方々と、クラスでは学生の皆さんと接している私にとって「追い風づくりのヒント」になることは、多かった。これを、次回の紀々クラスに持ち帰り、今度は学生の方々の声も聞いてみたいと思う。経営者の方々へは「相手の“本当の声”を引き出せる」ために、学生の皆さんへは「自分の“本当の想い”を伝えられる」ために、お力・追い風になりたい、そんなテーマをもらって帰って来た。
一方で「本当の姿を見たい」という経営者の声から考えると「全員、リクルートスーツ着用」というのは、ちょっと疑問が残った。しかも、会場を見渡すと“黒とグレーのマスゲーム”のようなイメージで、ここだけ「春風に忘れられてしまった不思議な空間」に映った。これは、私が就職活動をしたことがなく、入社式を知らないからかも知れないけれど、とても不自然な形に思えた。
なぜなら、毎週の紀々クラスの学生さんを見ると、洋服・靴・カバン・髪型・爪まで、とても色とりどりで個性がいっぱいだから。そこからも“その人らしさ・性格・こだわり”が見えてくるし、何より、本人がイキイキしている。
「考える新人」を求めるなら、服装から「自分で、考えて」という機会があったらどうだろうか。カジュアル面接では、かえって悩んでいる学生も多いと聞いた。「つくろう」と「表現する」とは、紙一重ではあるけれど、だからこそ“挑戦してみる”価値はある、私はそう感じた。
「紀々クラス出身の学生さんは、輝いているね!」そう言われるくらい“こんぺいトンガリ”をもったイキイキな“本当の姿”を引き出すお手伝いができたら、とあらためて思っている。そして「面接の場に“相手の本当の姿・声・想い”を楽しく引き出す役割として、同席してみたい」という気持ちも浮かんできた。
「やっぱり私は“人”が好き」このことを再確認した機会だった。
中小企業の経営者と学生が、直接会って“採用面接という形以外で”話をするという機会は、両者にとって、とても有意義なものだったようだ。「こちらが質問する側だと、相手がよく見えないけれど、相手から質問される側になると、相手の個性など“どんな人か”が見えてくるから、いいね」会場で再会した知り合いの経営者は、こうおっしゃっていた。「学生の“本当の姿”を見たい。“本当の声”を聴きたい。」それが、参加されている経営者の方々が願っていることのようだった。
研修などでは経営者の方々と、クラスでは学生の皆さんと接している私にとって「追い風づくりのヒント」になることは、多かった。これを、次回の紀々クラスに持ち帰り、今度は学生の方々の声も聞いてみたいと思う。経営者の方々へは「相手の“本当の声”を引き出せる」ために、学生の皆さんへは「自分の“本当の想い”を伝えられる」ために、お力・追い風になりたい、そんなテーマをもらって帰って来た。
一方で「本当の姿を見たい」という経営者の声から考えると「全員、リクルートスーツ着用」というのは、ちょっと疑問が残った。しかも、会場を見渡すと“黒とグレーのマスゲーム”のようなイメージで、ここだけ「春風に忘れられてしまった不思議な空間」に映った。これは、私が就職活動をしたことがなく、入社式を知らないからかも知れないけれど、とても不自然な形に思えた。
なぜなら、毎週の紀々クラスの学生さんを見ると、洋服・靴・カバン・髪型・爪まで、とても色とりどりで個性がいっぱいだから。そこからも“その人らしさ・性格・こだわり”が見えてくるし、何より、本人がイキイキしている。
「考える新人」を求めるなら、服装から「自分で、考えて」という機会があったらどうだろうか。カジュアル面接では、かえって悩んでいる学生も多いと聞いた。「つくろう」と「表現する」とは、紙一重ではあるけれど、だからこそ“挑戦してみる”価値はある、私はそう感じた。
「紀々クラス出身の学生さんは、輝いているね!」そう言われるくらい“こんぺいトンガリ”をもったイキイキな“本当の姿”を引き出すお手伝いができたら、とあらためて思っている。そして「面接の場に“相手の本当の姿・声・想い”を楽しく引き出す役割として、同席してみたい」という気持ちも浮かんできた。
「やっぱり私は“人”が好き」このことを再確認した機会だった。
私がジャグリングに出会ったのは2002年、コーチングを学び始めた頃。壁にぶち当たり、長いスランプに苦しんでいた時だった。この壁を乗り越えるために「何か、新しい視点・感覚をもちたい」と思っていたところ、たまたま目にしたのが、琉球大学の特別講座のような形での「ジャグリング入門講座」の募集だった。徳重先生の専門は数学、ご夫婦でジャグリングをなさっているというステキなお二人。
私は、壁にぶつかった時に“何か新しいものを始める”という方法をとっている。私の趣味の数は、これまでの壁の数とも言える。学生時代に柔道の授業を選んだ時も「超初心者の“まっさら感”」を思い出し、“ひたすらに挑戦する”という時間を持ちたかったから。壁にぶつかっている時というのは、多くの場合、頭を空っぽにすることができなくなっている。そんな時に「初めてのこと」に取り組むことで、自然に頭が空っぽになるのだ。
私は、コミュニケーションというものについて「キャッチボール」よりは「ジャグリング」に近いのではないかと考えている。人数・話題・価値観というボールは、一つより複数であることの方が多いから。
発想が行き詰ったと感じられる時にも、三個のボールを投げながら考えると、バランスがとれてくるのが分かる。コーチングにも役立てている“紀々道具”の一つ。
このジャグリング、先日の紀々塾!でご紹介したところ、思いがけず人気があり…ジャグリング教室の希望の声も、ちらほら。場所・人数を選ばず、ちょっとした時にマイペースで出来ることが、魅力の一つだ。
練習のポイントは「まずは、一個から」。いきなり三個をもってグチャグチャの姿勢でくせがついてしまうことは、お薦めできない。丁寧に、じっくり積み重ねていくことが大事だと思う。これは、鍵盤楽器でも、同じ。右手・左手・足と、まずは各パートを別々に練習してから、右手と左手を合わせ、最後に足を加えて弾いてみる…という段取り。
この「謙虚な積み重ね」も、コミュニケーションの感覚にとても役に立つ。物事は、決してバラバラではない。そんな「つながり」を実感させてくれるのが、私にとってジャグリングだ。
私は、壁にぶつかった時に“何か新しいものを始める”という方法をとっている。私の趣味の数は、これまでの壁の数とも言える。学生時代に柔道の授業を選んだ時も「超初心者の“まっさら感”」を思い出し、“ひたすらに挑戦する”という時間を持ちたかったから。壁にぶつかっている時というのは、多くの場合、頭を空っぽにすることができなくなっている。そんな時に「初めてのこと」に取り組むことで、自然に頭が空っぽになるのだ。
私は、コミュニケーションというものについて「キャッチボール」よりは「ジャグリング」に近いのではないかと考えている。人数・話題・価値観というボールは、一つより複数であることの方が多いから。
発想が行き詰ったと感じられる時にも、三個のボールを投げながら考えると、バランスがとれてくるのが分かる。コーチングにも役立てている“紀々道具”の一つ。
このジャグリング、先日の紀々塾!でご紹介したところ、思いがけず人気があり…ジャグリング教室の希望の声も、ちらほら。場所・人数を選ばず、ちょっとした時にマイペースで出来ることが、魅力の一つだ。
練習のポイントは「まずは、一個から」。いきなり三個をもってグチャグチャの姿勢でくせがついてしまうことは、お薦めできない。丁寧に、じっくり積み重ねていくことが大事だと思う。これは、鍵盤楽器でも、同じ。右手・左手・足と、まずは各パートを別々に練習してから、右手と左手を合わせ、最後に足を加えて弾いてみる…という段取り。
この「謙虚な積み重ね」も、コミュニケーションの感覚にとても役に立つ。物事は、決してバラバラではない。そんな「つながり」を実感させてくれるのが、私にとってジャグリングだ。
「生きている」このことを意識する時というのは、私の場合「自分の健康」と「誰かの命」が“なくなった”時。身近な存在の人の死に出会うたびに「生きる」ことを考えていたはずなのに、やっぱり“日々の生活の中で、いつの間にか薄れていた感覚”に愕然とする。
先日、身近な人の訃報が届いた。まだまだ若く、健康のお手本のような方だっただけに、突然のことで信じられなかった。
「生きる」ことが“ありがとうBOX”から“あたりまえBOX”に移りかけていたことに気づかされた時、思うことは、いつも同じ。最後に会ったのは、いつだっけ?その時私、笑っていたかな?悔いのない人生を歩いているつもりだったのに…後悔のタネが次々と芽を出してくる。もっと、出来ることがあったのでは?頭に浮かんでくるのは、果たせなかった約束ばかり。「ありがとう」の気持ちにたどりつくまでに、沢山の「ごめんね」が溢れてくる。
不思議なくらい、失くしてしまったものを数えることしか出来ない。実現できたことを数えられるようになるには、ある程度の時間が必要なのだ。これが、私の心の回路。涙と「ごめんね」を思いきり出し切って空っぽになった時、ようやくまた「生きる」ことを実感しながら歩き出すことが始まる。その一歩を踏み出す時に、亡くなった人が「そばにいる」ことを感じる。
「こんな私ですから、これからも見ていて下さいね。」指きりげんまん、これが、新しい約束。「生きている」ことを、当たり前としないで大切に生きること。これが、納得度の高い人生へのポイントではないか、あらためて実感したお別れだった。
先日、身近な人の訃報が届いた。まだまだ若く、健康のお手本のような方だっただけに、突然のことで信じられなかった。
「生きる」ことが“ありがとうBOX”から“あたりまえBOX”に移りかけていたことに気づかされた時、思うことは、いつも同じ。最後に会ったのは、いつだっけ?その時私、笑っていたかな?悔いのない人生を歩いているつもりだったのに…後悔のタネが次々と芽を出してくる。もっと、出来ることがあったのでは?頭に浮かんでくるのは、果たせなかった約束ばかり。「ありがとう」の気持ちにたどりつくまでに、沢山の「ごめんね」が溢れてくる。
不思議なくらい、失くしてしまったものを数えることしか出来ない。実現できたことを数えられるようになるには、ある程度の時間が必要なのだ。これが、私の心の回路。涙と「ごめんね」を思いきり出し切って空っぽになった時、ようやくまた「生きる」ことを実感しながら歩き出すことが始まる。その一歩を踏み出す時に、亡くなった人が「そばにいる」ことを感じる。
「こんな私ですから、これからも見ていて下さいね。」指きりげんまん、これが、新しい約束。「生きている」ことを、当たり前としないで大切に生きること。これが、納得度の高い人生へのポイントではないか、あらためて実感したお別れだった。
紀々塾!2へご参加下さった皆さん、どうもありがとうございました。早速のコメントも、嬉しいです。
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「自信」をテーマにグループコーチング形式で行った紀々塾!2。今回、このテーマに決めたのは、これまで様々な方々とコーチングセッションを重ねていく中で「自信」というのは“転機!”に欠かせない要素であることが分かったから。そして、この「自信」については、根っこの部分が共通であることが見えてきたので、グループコーチングという形式に向いているのではないかと考え、実現したもの。
いつもは、ほとんどテキストも作らない私にしては珍しく、紀々テキストを用意しての挑戦。それから久々に披露した小ネタも、思いがけず好評で、笑エネ溢れる時間となった。
「“自信”という、ともすると重くなりがちなテーマを、どうやって軽やかに向き合い・一歩を踏み出すところへつなげられるか」
今回の私の課題だったが、その手応えを感じることが出来た。満足御礼。
一人で重くとらえずに、同じ思い(重い)をもった人が一緒に考え、お互いを見つめていく中で、固まりがちな視点が広がったり、思いがけない自分が見つかったり、新しい風穴があいたりするのではないかと思った。これは、今後も続けて行きたいテーマだ。
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「自信」をテーマにグループコーチング形式で行った紀々塾!2。今回、このテーマに決めたのは、これまで様々な方々とコーチングセッションを重ねていく中で「自信」というのは“転機!”に欠かせない要素であることが分かったから。そして、この「自信」については、根っこの部分が共通であることが見えてきたので、グループコーチングという形式に向いているのではないかと考え、実現したもの。
いつもは、ほとんどテキストも作らない私にしては珍しく、紀々テキストを用意しての挑戦。それから久々に披露した小ネタも、思いがけず好評で、笑エネ溢れる時間となった。
「“自信”という、ともすると重くなりがちなテーマを、どうやって軽やかに向き合い・一歩を踏み出すところへつなげられるか」
今回の私の課題だったが、その手応えを感じることが出来た。満足御礼。
一人で重くとらえずに、同じ思い(重い)をもった人が一緒に考え、お互いを見つめていく中で、固まりがちな視点が広がったり、思いがけない自分が見つかったり、新しい風穴があいたりするのではないかと思った。これは、今後も続けて行きたいテーマだ。