コーチングが広まるにつれ、研修に取り入れたいと考える企業も増えてきた。その分、疑問や不満の声も聞こえてくるようになった。
「コーチング研修、行います」という人も急速に増えてきたため、内容や質にバラつきがあり、経験も様々。名刺やホームページだけでは、本当のところが見えにくい。ましてや、コーチングをよく知らない担当者が講師選びに苦労するのは、無理もないと思う。
質問を受けることも多くなってきたので、私も沖縄でどんな講演が行われているのかを知るために、いくつかの講演やセミナーに参加してみるけれど、「コーチング」という単語すら出てこないような驚くような内容のものもあり、その質のバラつきには問題意識を強めている。
関東を中心に活動されている私の先輩コーチに聞いてみたところ、東京などでも同様の現象は起こっているとのことで、残念だけれど、もはや「選ぶ側が、しっかりした視点・知識をもって選ぶ」ということしか、防衛策はないようだ。私も、私の講演や研修に参加された方々を守ために相談にのるだけで、手一杯。
「コーチング研修、行います」という人も急速に増えてきたため、内容や質にバラつきがあり、経験も様々。名刺やホームページだけでは、本当のところが見えにくい。ましてや、コーチングをよく知らない担当者が講師選びに苦労するのは、無理もないと思う。
質問を受けることも多くなってきたので、私も沖縄でどんな講演が行われているのかを知るために、いくつかの講演やセミナーに参加してみるけれど、「コーチング」という単語すら出てこないような驚くような内容のものもあり、その質のバラつきには問題意識を強めている。
関東を中心に活動されている私の先輩コーチに聞いてみたところ、東京などでも同様の現象は起こっているとのことで、残念だけれど、もはや「選ぶ側が、しっかりした視点・知識をもって選ぶ」ということしか、防衛策はないようだ。私も、私の講演や研修に参加された方々を守ために相談にのるだけで、手一杯。
私が、日常で呼吸を意識するようになったのは、20代はじめに「過呼吸」になってから。
それまでは、演奏(私はコーチになる前、電子オルガンのプロの演奏家だった)において、間やテンポの表現上、呼吸を意識することはあったけれど、それ以外の生活では、ほとんど考えていなかった。いま思うと「身体の声を聞く」ということを知らずに過ごしていたのだ。
そんな私が、本気で身体の声を意識するようになったのは、27歳くらいの頃だったと思う。身体のあちこちに、異変が起きてきたからだった。周囲は「まだ若いんだから」となぐさめてくれたけれど、7歳から20年、楽器に向き合ってきた身体は、職業病といわれる腰の痛みが出るようになり、左右の足の長さは約3センチも違うと言われた。本番前の集中的な練習後、膝に痛みが走り、歩くにも痛々しい姿になったりした。
それまでは、演奏(私はコーチになる前、電子オルガンのプロの演奏家だった)において、間やテンポの表現上、呼吸を意識することはあったけれど、それ以外の生活では、ほとんど考えていなかった。いま思うと「身体の声を聞く」ということを知らずに過ごしていたのだ。
そんな私が、本気で身体の声を意識するようになったのは、27歳くらいの頃だったと思う。身体のあちこちに、異変が起きてきたからだった。周囲は「まだ若いんだから」となぐさめてくれたけれど、7歳から20年、楽器に向き合ってきた身体は、職業病といわれる腰の痛みが出るようになり、左右の足の長さは約3センチも違うと言われた。本番前の集中的な練習後、膝に痛みが走り、歩くにも痛々しい姿になったりした。
「何か元気ないね、疲れてる?」
… う〜ん、自分ではよく分かんない
「仕事、楽しい?」
… ど〜だろ、よくわかんないなぁ。嫌いじゃないけど。
「幸せ?」
… え〜、そんなのわかんないよ。
「あなたの夢は?」
… 夢とか、そんな年じゃないしね〜。何だろうな…
「あなたは、どうしたいの?」
… 自分の本当の気持ちって、よくわかんないよね。
最近、会話の中でたびたび耳にする「わからない」が、気になるようになった。
コーチングを受けている方の変化の一つに、
“「わからない」が少なくなってくる”
というものが、ある。
自分の本当の気持ちが「わからない」状態から、「わかる!」に変わった時、その人の気持ちや、人生の視界がとてもスッキリしてくるのだ。日頃から考えていることで、いざという時に「わからない」という状態にならずにすむ。モヤモヤが少ないと、決断が早くなり、それは行動の早さにつながる。ストレスを抱え込むことも、グッと少なくなる。
「わからないことがある」ということが問題なのではない。
「わからないままにしていて、平気」という状態が、問題なのだ。
解決しないでフタをしてしまう、または放っておいてしまうというクセは、結構やっかいなこと。そんな「わからない」は、情熱や勢いを低下させ、「ぬるい」状態にしてしまう。この「中途半端なぬるさ」が、時間をかけて人生をサビつかせるような気がする。
慣れ → ダレ と進み、最後には完全に動けなくしてしまう。
私は、そう感じている。
小さな子供に、聞いてみたらわかるはず。
「楽しいかどうか、わからない」「好きかどうか、わからない」
という表現を、使う?
… う〜ん、自分ではよく分かんない
「仕事、楽しい?」
… ど〜だろ、よくわかんないなぁ。嫌いじゃないけど。
「幸せ?」
… え〜、そんなのわかんないよ。
「あなたの夢は?」
… 夢とか、そんな年じゃないしね〜。何だろうな…
「あなたは、どうしたいの?」
… 自分の本当の気持ちって、よくわかんないよね。
最近、会話の中でたびたび耳にする「わからない」が、気になるようになった。
コーチングを受けている方の変化の一つに、
“「わからない」が少なくなってくる”
というものが、ある。
自分の本当の気持ちが「わからない」状態から、「わかる!」に変わった時、その人の気持ちや、人生の視界がとてもスッキリしてくるのだ。日頃から考えていることで、いざという時に「わからない」という状態にならずにすむ。モヤモヤが少ないと、決断が早くなり、それは行動の早さにつながる。ストレスを抱え込むことも、グッと少なくなる。
「わからないことがある」ということが問題なのではない。
「わからないままにしていて、平気」という状態が、問題なのだ。
解決しないでフタをしてしまう、または放っておいてしまうというクセは、結構やっかいなこと。そんな「わからない」は、情熱や勢いを低下させ、「ぬるい」状態にしてしまう。この「中途半端なぬるさ」が、時間をかけて人生をサビつかせるような気がする。
慣れ → ダレ と進み、最後には完全に動けなくしてしまう。
私は、そう感じている。
小さな子供に、聞いてみたらわかるはず。
「楽しいかどうか、わからない」「好きかどうか、わからない」
という表現を、使う?
誰かのために…の前に、まずは
「私が行きたい企画」をつくろう!
そう思って考えたのが、【紀々塾!コラボ】。
「こんな企画があったら、参加したいなぁ」という願いを、叶えてくれる場。
プロとして、そういう枠の外にあるワクワクを持ち続けることって、大事だと思うから…その想いに共感して下さる方のお蔭で、コラボが実現することになりました。
だから、私にとっては“ちょっと特別な”企画。
初回は、9月10日。
共感者は、岡村聖子さん(健康運動指導士・エアロフットセラピーインストラクター)。茨城から飛んできて下さいます。
岡村聖子さんとの出会いは、岡村さんも関わっていらっしゃる、つくば大学の林啓子先生のプロジェクトがきっかけでした。
笑顔と元気と健康、という共通のキーワードを真ん中に活動されている皆さんです。
ちょっと特別なので、特別に専用のお知らせページを作りました。
【紀々塾!コラボ】お知らせページ
どうぞ、ゆっくりとご覧下さい。
「私が行きたい企画」をつくろう!
そう思って考えたのが、【紀々塾!コラボ】。
「こんな企画があったら、参加したいなぁ」という願いを、叶えてくれる場。
プロとして、そういう枠の外にあるワクワクを持ち続けることって、大事だと思うから…その想いに共感して下さる方のお蔭で、コラボが実現することになりました。
だから、私にとっては“ちょっと特別な”企画。
初回は、9月10日。
共感者は、岡村聖子さん(健康運動指導士・エアロフットセラピーインストラクター)。茨城から飛んできて下さいます。
岡村聖子さんとの出会いは、岡村さんも関わっていらっしゃる、つくば大学の林啓子先生のプロジェクトがきっかけでした。
笑顔と元気と健康、という共通のキーワードを真ん中に活動されている皆さんです。
ちょっと特別なので、特別に専用のお知らせページを作りました。
【紀々塾!コラボ】お知らせページ
どうぞ、ゆっくりとご覧下さい。
「何だか、いつもと雰囲気が違う」
研修でお世話になった方との再会で、驚かれた。
それは、私のヘアスタイルのせい。これまで下ろしていた髪を、アップにまとめていたのだ。
何年ぶりだろう?
このところずっと短かめの長さを保っていたので、まとめ髪・ポニーテールは、本当に久しぶり。「髪型」って、実はコーチングに使える楽しい要素だと私は考えている。
大きな転機!に向けて、まず大切なことは“小さな変化”を起こすところから始めること。そのために「いつものこと」の中から手がけていくことが、時間も費用もエネルギーも小さくてすむので、おススメ。
その一つが「美容室に行って、髪を切る」という、いつものこと。
新しい服は、わざわざ買わなくてはいけないから、予算も必要になる。でも、新しいヘアスタイルだったら?わざわざではなく「どうせ月に1度は行く」美容室に、行くだけでのこと。だったらそこで「お任せ」とか「まぁ、いつもの感じで」というのではなく、美容室に行く前に「なりたい自分」を描き、その自分に似合うヘアスタイルをイメージし、テレビや雑誌や道行く人を見ながら、どんな髪にしてもらおうかと考えてみる。そして美容師さんに伝え、相談してプロの意見も聞きながら決めるのだ。
美容師さんというプロの視点からは「自分では見えなかった、自分の姿」が見えるかも知れない。これは、「ヘアスタイル」というテーマにおいて、コーチの視点に近いはず。せっかく美容室に行くのなら、聞かせてもらわないまま帰ってくるのはもったいない。
研修でお世話になった方との再会で、驚かれた。
それは、私のヘアスタイルのせい。これまで下ろしていた髪を、アップにまとめていたのだ。
何年ぶりだろう?
このところずっと短かめの長さを保っていたので、まとめ髪・ポニーテールは、本当に久しぶり。「髪型」って、実はコーチングに使える楽しい要素だと私は考えている。
大きな転機!に向けて、まず大切なことは“小さな変化”を起こすところから始めること。そのために「いつものこと」の中から手がけていくことが、時間も費用もエネルギーも小さくてすむので、おススメ。
その一つが「美容室に行って、髪を切る」という、いつものこと。
新しい服は、わざわざ買わなくてはいけないから、予算も必要になる。でも、新しいヘアスタイルだったら?わざわざではなく「どうせ月に1度は行く」美容室に、行くだけでのこと。だったらそこで「お任せ」とか「まぁ、いつもの感じで」というのではなく、美容室に行く前に「なりたい自分」を描き、その自分に似合うヘアスタイルをイメージし、テレビや雑誌や道行く人を見ながら、どんな髪にしてもらおうかと考えてみる。そして美容師さんに伝え、相談してプロの意見も聞きながら決めるのだ。
美容師さんというプロの視点からは「自分では見えなかった、自分の姿」が見えるかも知れない。これは、「ヘアスタイル」というテーマにおいて、コーチの視点に近いはず。せっかく美容室に行くのなら、聞かせてもらわないまま帰ってくるのはもったいない。