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 今年の春も、【コーチング道場】幕開け。
 沖縄でも、
気軽に参加出来る単発のセミナーなどは多くなったとはいえ
「あらすじ」だけでない「本質」まで体験出来る機会は
まだまだ少ないのではないかと思う。
 それだけ、沖縄でのコーチングの歴史は浅く
発展途上のところにある。

 「そんなに簡単なことではない」 
 「そんなにうまい話ではない」
ということを、正面から言えるようになったのは
私自身が、コーチングの奥深さと厳しさと
そして本当の素晴らしさ・難しさ・楽しさが
わかるだけの経験を積んできたからだと実感している。

 そんなに簡単なことではなく、
そんなにうまい話でもない、ということを百も承知の上で、
それでも「聞く力は、とても大事だ」という気持ちは、
変わらない。
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 「彼は“いまどき”の若者ですから」

 とある職場で、そんなコメントを聞いた。

 「どういう意味ですか?」と尋ねると
「言われたことは、きちんとやってくれます。
でも、それ以外のことまで自分で考えてやる
ということはしないんです。」という答え。

 それが、「いまどきの若者」ということだった。

 そういえば、企業研修についての相談を受ける時
しばしば聞かれることがある。
 「自分で考えて行動するという社員になってほしい」
という希望。
 「言われたことだけしかやらない人が多く、
それでは困るのだ」という。
 いわゆる「指示待ち」の姿勢への危機感だ。
「自信がない」

 仕事柄、相談を受けることは多く、
動けなくなっている人のほとんどの場合において
共通していること。
 それは、言葉だけではなく
目や表情、話し方、姿勢など
様々なところから伝わってくる。

 「自信がない」という人の中には
「何もやっていないから」ではなく、
「あれこれやっているけれど」という人も
少なくない。
 昔はスポーツが得意で熱中していた、とか
カルチャー教室にいくつも通っている、とか
高校までは成績優秀だった、などなど。
 「そういえば、もう幾つになった?
誰かに聞かれたんだよね、紀々さんの年。」

 知名さんから真面目に質問されて、思わず笑ってしまった。

 「31歳かぁ。最初に会った時は、まだ学生じゃなかったかなぁ?」

 そう。
 知名御多出横(ちな・オーディオ)の知名さんとのお付き合いは
ずい分長くなっていた。

 多分、卒業して間もない頃だったと思う。
 当時の私は、
電子オルガン奏者として仕事をしていきたい思っていて、
「電子オルガンの音色を左右する“スピーカー・アンプ”」
のことで、悩んでいた。
 昨日は、
朝一番で5月のイベントえとせとら
レザーカービング作品のテスト展示を行った。

 アトリエで見ると大きく感じる額が、
studio紀々の空間では小ぢんまり見える。
 それでも、大きさとは別の「迫力」に驚いた。
 気合いを入れて1年がかりで彫り上げたという
6枚ひと組の「浮世絵」は、仕上がりから4年経ち
自然なアメ色になって陰影が出ている。

 (小さな写真では分かり辛いけれど…一応、写真を撮ってみました)
 ▼
レザー:浮世絵

 今回ご参加のお二人のジャンルは、レザークラフトの中でも
「レザーカービング」という“彫り”が特徴。
 様々に色を塗ることも出来るけれど、
醍醐味は「色を入れない革が、自然にアメ色に変わっていく」
という変化を楽しむところにある。

 「茶に始まって、茶に終わる」と言われるように、
レザーの基本は、まずは茶色。
 その後、黒や赤など様々な染色の世界を楽しみながら、
「やっぱり、レザーは茶が一番!」と戻ってくるのが
やはり茶色なのだそう。
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