☆ 1月28日の哲楽より。 ☆
「〜〜理論・〜〜プログラム・〜〜テクニック」と言うと、何となく華やかですぐに効果が出そうな気がするから…そっちにどうしても気が向いてしまうのでしょうね。
マーケティングの先生とのランチゆんたくの中で、そんなお話がありました。
「華やかな花束よりも、目の前の小さな花壇に種まきを。」
10年前から、私は、企業研修でそうお伝えしてきました。年に一度の大きな研修は、花束。華やかではありますが根っこがないので、どうしても短期間しか持ちません。
「研修をやる」ことが目的ならば、それもOK。でも、変化・効果・ミラクルを目指すなら、花束では無理だと思うのです。
原因の根っこを見つけること、根っこから取り組むこと。そして、種をまくこと。
そんな“地味で・地道な”取り組みが、結果的には確実で、長い目で見ると“近道”。これが、10年を振り返ってみての実感です。だからこそ「地味で・地道な“哲楽”習慣」が、現代にきっと力になると思っています。
「大切なことは、そこに気づいたリーダーとの出会いですね!応援しています。」
先生が共感して下さったことは、とても心強かったです。
10年先を考えた種まき…哲楽習慣を広める活動を通じて、共感して下さる方々と一緒に取り組みたいと思います。発想のタネ・ことばのタネをまき、そして笑顔の花につながるように。
◇ 紀々の種まき系取り組み案 ◇
☆ 写真は、とある現場訪問の帰り道に出会ったタンポポ。
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「〜〜理論・〜〜プログラム・〜〜テクニック」と言うと、何となく華やかですぐに効果が出そうな気がするから…そっちにどうしても気が向いてしまうのでしょうね。
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「華やかな花束よりも、目の前の小さな花壇に種まきを。」
10年前から、私は、企業研修でそうお伝えしてきました。年に一度の大きな研修は、花束。華やかではありますが根っこがないので、どうしても短期間しか持ちません。
「研修をやる」ことが目的ならば、それもOK。でも、変化・効果・ミラクルを目指すなら、花束では無理だと思うのです。
原因の根っこを見つけること、根っこから取り組むこと。そして、種をまくこと。
そんな“地味で・地道な”取り組みが、結果的には確実で、長い目で見ると“近道”。これが、10年を振り返ってみての実感です。だからこそ「地味で・地道な“哲楽”習慣」が、現代にきっと力になると思っています。
「大切なことは、そこに気づいたリーダーとの出会いですね!応援しています。」
先生が共感して下さったことは、とても心強かったです。
10年先を考えた種まき…哲楽習慣を広める活動を通じて、共感して下さる方々と一緒に取り組みたいと思います。発想のタネ・ことばのタネをまき、そして笑顔の花につながるように。
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☆ 1月26日の哲楽より。 ☆
「接遇・マナー」といった表面的なものではなく、これまでのメンタルヘルス対策といった閉ざされたものでもない…医療の現場で、医療のプロと患者さん・ご家族の皆さんが、本当の意味で笑顔で幸せになれるために、何があったらいいのか? 何ができるのか?
医療の現場で「接遇・マナー」の研修が機能していない傾向があることを痛感し、今年から、医療の現場を第一に力を注ぐべく動く中で、いつも私が考えるようになった「お題」のひとつです。
それでも、私だけではまだまだ智恵も情報量も経験も足りません。
そんな時…「私は、オタクです」とおっしゃる何人かのお医者さんとの出会いがありました。「いつも、どうしたらこのガンが治せるのか。患者さんが幸せになるのかを考えている…オタク」とのこと。
私も、絶対に何かのオタクだ!
M先生にお会いしてから、確信しました(笑)そこで見つけたのが「笑顔オタク」。いつも「どうしたら、この人は笑顔になれるのだろう?この職場の人が笑顔で働けるには?」ということを、考えています。仕事の時はもちろん、休みの時にも、お店やどこかの窓口で見かけた場面でヒントを見つけることもしばしば。
でもそれは「仕事の虫」という真面目なものというよりは「ほぼ趣味に近い」感覚(笑)バッグをつくる職人さんが、ステキなバッグを持っている人を見かけたら、つい後をついて行ってしまうという習性と同じ。
「オタク」というと、暗い人・怪しい人といったイメージもありますが、プロ系オタクは、その逆。ガンの患者さんと日々向き合っていらしても、ものすごく明るくてパワフル!お酒が入っても入っていなくても、変わらず大笑いの時間です。
このたび、そんなオタク・ドクターズの先生方と「オタク仲間と哲楽ゆんたく会(仮)」を実現させることになりました!
それぞれの智恵と経験とアイディアを持ち寄って、「治す・癒やす・元気になる・笑顔になる・幸せになる」といったことについて笑って哲楽できたらと思っています。
哲楽 × ゆんたく(対話)
この組み合わせのもつチカラを信じ、丁寧に積み重ねてまいります!
「紀々の現場レポート」も、ご覧下さい♪
☆ 写真は、私の名刺入れ。先日ふと思い立ち「キラリ」を埋め込みバージョンアップしました。ウキウキ・キラキラです♪
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「接遇・マナー」といった表面的なものではなく、これまでのメンタルヘルス対策といった閉ざされたものでもない…医療の現場で、医療のプロと患者さん・ご家族の皆さんが、本当の意味で笑顔で幸せになれるために、何があったらいいのか? 何ができるのか?
医療の現場で「接遇・マナー」の研修が機能していない傾向があることを痛感し、今年から、医療の現場を第一に力を注ぐべく動く中で、いつも私が考えるようになった「お題」のひとつです。
それでも、私だけではまだまだ智恵も情報量も経験も足りません。
そんな時…「私は、オタクです」とおっしゃる何人かのお医者さんとの出会いがありました。「いつも、どうしたらこのガンが治せるのか。患者さんが幸せになるのかを考えている…オタク」とのこと。
私も、絶対に何かのオタクだ!
M先生にお会いしてから、確信しました(笑)そこで見つけたのが「笑顔オタク」。いつも「どうしたら、この人は笑顔になれるのだろう?この職場の人が笑顔で働けるには?」ということを、考えています。仕事の時はもちろん、休みの時にも、お店やどこかの窓口で見かけた場面でヒントを見つけることもしばしば。
でもそれは「仕事の虫」という真面目なものというよりは「ほぼ趣味に近い」感覚(笑)バッグをつくる職人さんが、ステキなバッグを持っている人を見かけたら、つい後をついて行ってしまうという習性と同じ。
「オタク」というと、暗い人・怪しい人といったイメージもありますが、プロ系オタクは、その逆。ガンの患者さんと日々向き合っていらしても、ものすごく明るくてパワフル!お酒が入っても入っていなくても、変わらず大笑いの時間です。
このたび、そんなオタク・ドクターズの先生方と「オタク仲間と哲楽ゆんたく会(仮)」を実現させることになりました!
それぞれの智恵と経験とアイディアを持ち寄って、「治す・癒やす・元気になる・笑顔になる・幸せになる」といったことについて笑って哲楽できたらと思っています。
哲楽 × ゆんたく(対話)
この組み合わせのもつチカラを信じ、丁寧に積み重ねてまいります!
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☆ 小さなお知らせ ☆
過去の紀々コラムに、2本追加しました。
パチンコ業界専門誌『プレイグラフ』の2012年9月号・10月号掲載分です。
好評とのことで、今年も引き続きお受けしましたが…相変わらずパチンコ経験・知識ともにありませんので「どうしたら勝てる?」というご質問は、ご遠慮下さい(笑)
それから、2004年琉球新報コラム「南風」の紀々担当分も、少しずつ掲載しています。こちらは、今でも時々「新聞読んでいました!」と声をかけて頂いて…ビックリです。文章のもつ力を、あらためて感じます。少しずつ、追加していきます。
私が哲楽家になった理由については、高校生からの哲学マガジン『哲楽』4号のインタビューもお聴き下さい♪
☆ 写真は、先日の佐辺さんとの練習会場で迎えてくれた桜の木です。だんだんにぎやかになってきました。「沖縄のさくらのピンクは、沖縄の空にちゃんと似合うインパクトを持っているんだね」と感激ゆんたくしつつ…。
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パチンコ業界専門誌『プレイグラフ』の2012年9月号・10月号掲載分です。
好評とのことで、今年も引き続きお受けしましたが…相変わらずパチンコ経験・知識ともにありませんので「どうしたら勝てる?」というご質問は、ご遠慮下さい(笑)
それから、2004年琉球新報コラム「南風」の紀々担当分も、少しずつ掲載しています。こちらは、今でも時々「新聞読んでいました!」と声をかけて頂いて…ビックリです。文章のもつ力を、あらためて感じます。少しずつ、追加していきます。
私が哲楽家になった理由については、高校生からの哲学マガジン『哲楽』4号のインタビューもお聴き下さい♪
☆ 写真は、先日の佐辺さんとの練習会場で迎えてくれた桜の木です。だんだんにぎやかになってきました。「沖縄のさくらのピンクは、沖縄の空にちゃんと似合うインパクトを持っているんだね」と感激ゆんたくしつつ…。
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☆ 1月24日の哲楽より。 ☆
昨日の夕方から、仕事の合間に学生さんのレポート(42本)との大奮闘。やっと、読み&コメント記入は終了!あと一息です。ふぅ〜…。今回は、人材育成の大変さと大切さを、あらためて痛感しました。
先日は、佐辺良和さんとの哲楽商店inテンブスvol.4に向けての練習でした。
「聴く」ことが仕事のひとつである私ですが、実はとっても「おしゃべり好き」。小さい頃から“紀子ちゃんのおしゃべり”は有名で、女弁護士になるのではと言われていたほどでした(笑)
というわけで、先日の練習も、演奏よりずっと「ゆんたく(対話)」の時間が長くなってしまいました。でも実は、演奏で共演する時・曲をつくる時も、研修のプランを立てる時も、私が大切にしてしているのは「ゆんたく」。音やタイミングが合うかどうかは「呼吸や気持ちが揃っているかどうか」が関わっていると感じるのです。
相手のことを理解する。
これは、一緒に演奏をするだけでなく、アレンジを考える上でもとても大切です。昨日は、ある会社からCMの音楽を作ってほしいとご依頼を頂きました。こちらも、しばらく「ゆんたく」を積み重ねながら15秒を生み出したいと思っています。
哲楽 × ゆんたく
この効果を、今年は様々な職場の皆さんとじっくり検証していきたいと思案中。
ゆんたく時間の後、佐辺さんとはお互いに宿題を持ち帰りました。27日は、私にとっても「いよいよカタチを観ることができる日」。ご来店の皆さんと一緒に、試行錯誤の過程を楽しんでいきたいと思っています♪
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先日は、佐辺良和さんとの哲楽商店inテンブスvol.4に向けての練習でした。
「聴く」ことが仕事のひとつである私ですが、実はとっても「おしゃべり好き」。小さい頃から“紀子ちゃんのおしゃべり”は有名で、女弁護士になるのではと言われていたほどでした(笑)
というわけで、先日の練習も、演奏よりずっと「ゆんたく(対話)」の時間が長くなってしまいました。でも実は、演奏で共演する時・曲をつくる時も、研修のプランを立てる時も、私が大切にしてしているのは「ゆんたく」。音やタイミングが合うかどうかは「呼吸や気持ちが揃っているかどうか」が関わっていると感じるのです。
相手のことを理解する。
これは、一緒に演奏をするだけでなく、アレンジを考える上でもとても大切です。昨日は、ある会社からCMの音楽を作ってほしいとご依頼を頂きました。こちらも、しばらく「ゆんたく」を積み重ねながら15秒を生み出したいと思っています。
哲楽 × ゆんたく
この効果を、今年は様々な職場の皆さんとじっくり検証していきたいと思案中。
ゆんたく時間の後、佐辺さんとはお互いに宿題を持ち帰りました。27日は、私にとっても「いよいよカタチを観ることができる日」。ご来店の皆さんと一緒に、試行錯誤の過程を楽しんでいきたいと思っています♪
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☆ 1月23日の哲楽より。 ☆
21日の夜は、私のライフワークに加わった「消防職員意見発表会の沖縄県代表の消防士:与儀真也さんのコーチ」として、いつもの那覇市消防本部を飛び出しての武者修行へ同行しました。与儀さんの先輩:下地さんと三人で、浦添総合病院へ。
この日は、救命救急センターの方々と消防の方々が集まっての「消防の症例検討会」。私がこの取り組みのことをお伝えしたところ、症例検討会の場で与儀さんの発表の時間を頂けることになったのでした。先生と関係者の皆さん、貴重な機会を頂き本当にありがとうございました!
与儀さんが、この日にあわせて新しい原稿を暗記していたことにはビックリでした。緊張したそうですが、目標タイムにも収まり、モチベーションアップにもつながったようです。
「よかったら、どうぞ」と声をかけて頂いたので、その後の症例検討会も見学させて頂きました。
まずは、皆さんの熱意に感激!救命救急のプロと、消防のプロ…それぞれとの関わりはありましたが、一緒に智恵と力を合わせている場面を見たのは初めてでした。
ひとつの症例を丁寧に振り返り、それぞれの情報・状況・専門知識や意見を持ち寄って「これから」に備える。
この仕組みと発想は、企業での「メンタル面の対策」においてもとても重要だと思いました。メンタル面の場合はデリケートな問題であることも多く“守秘義務”が優先されるため、どうしてもオープンな議論が行われない傾向があるように感じます。
でも、実際に「皆さんの声が聞きたい」と産業医の先生や上司の方々から、私のグループ研修への見学の申し出があったケースがいくつかありました。特に、職場の環境やコミュニケーションに問題があってメンタルヘルスの問題につながっている場合には、個人の話だけを聞いては全体像や根本の“何か”が見えてこないことも多いもの。産業医・上司・人事や総務など、それぞれの立場から・いくつもの視点でひとつの事例を話し合い、共有・連携することはとても有効だと思うのです。
症例検討会のように一緒に集まることは叶いませんでしたが、私自身が、それぞれの立場の方のもとへ足を運び、一つのケースについて共有・対応し、改善できた経験があります。
もちろん、この成功事例には「共有すること・共有する範囲に対し、ご本人の了承を得ること」は欠かせませんでした。かなり神経を使い手間もかかりますが、効果も大きいと感じています。
救命救急の先生のお話の中で、印象に残っていることがあります。
その時には精一杯やったのだけれど、もっと良い方法はなかったのか振り返ることは大事なのだそうです。次に同じようなことがあった場合に備えて。「でも、本当にまた同じ状況が起こるとは限らないけれど」とのこと。それでも、振り返り・議論し・備える。そこに、プロ意識を超えた「志」のようなものを感じました。
同じ事故や災害が起こるとは限らない。もしかしたら、この訓練は割りに合わないことかもしれない。でも、その中で一つでも「いつか・誰かの命を救う」ことにつながる可能性があるのなら、やる意味がある。
この視点が、命を守る現場の方々に共通していると感じます。そんなプロは、カッコいいです。出初式で一緒に展示訓練を見ていた那覇市役所の女性が「カッコいいですよね〜。消防士さんがモテるの、わかります!」と目を輝かせていたのを思い出しました(笑)
症例検討会で与儀さんの発表を聞いて下さったお医者さんから「凄くいいスピーチでしたね。心に響きました。」との心強いメッセージを頂きました。応援団のつもりが、私の方が勇気と貴重な学びを頂いている気がします。
目指せ、沖縄初の全国大会出場!!
貴重な場を下さった皆さんへ、良いニュースをお届けできますように。
☆ 症例検討会終了後、ホッとした帰り道…駐車場で久々のドクターカーに会いました♪一緒に、パチリ。
(右から、沖縄代表の与儀さん・那覇市消防本部の下地さん)
※ 病院・個人のお名前掲載についてはご快諾頂いております。
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21日の夜は、私のライフワークに加わった「消防職員意見発表会の沖縄県代表の消防士:与儀真也さんのコーチ」として、いつもの那覇市消防本部を飛び出しての武者修行へ同行しました。与儀さんの先輩:下地さんと三人で、浦添総合病院へ。
この日は、救命救急センターの方々と消防の方々が集まっての「消防の症例検討会」。私がこの取り組みのことをお伝えしたところ、症例検討会の場で与儀さんの発表の時間を頂けることになったのでした。先生と関係者の皆さん、貴重な機会を頂き本当にありがとうございました!
与儀さんが、この日にあわせて新しい原稿を暗記していたことにはビックリでした。緊張したそうですが、目標タイムにも収まり、モチベーションアップにもつながったようです。
「よかったら、どうぞ」と声をかけて頂いたので、その後の症例検討会も見学させて頂きました。
まずは、皆さんの熱意に感激!救命救急のプロと、消防のプロ…それぞれとの関わりはありましたが、一緒に智恵と力を合わせている場面を見たのは初めてでした。
ひとつの症例を丁寧に振り返り、それぞれの情報・状況・専門知識や意見を持ち寄って「これから」に備える。
この仕組みと発想は、企業での「メンタル面の対策」においてもとても重要だと思いました。メンタル面の場合はデリケートな問題であることも多く“守秘義務”が優先されるため、どうしてもオープンな議論が行われない傾向があるように感じます。
でも、実際に「皆さんの声が聞きたい」と産業医の先生や上司の方々から、私のグループ研修への見学の申し出があったケースがいくつかありました。特に、職場の環境やコミュニケーションに問題があってメンタルヘルスの問題につながっている場合には、個人の話だけを聞いては全体像や根本の“何か”が見えてこないことも多いもの。産業医・上司・人事や総務など、それぞれの立場から・いくつもの視点でひとつの事例を話し合い、共有・連携することはとても有効だと思うのです。
症例検討会のように一緒に集まることは叶いませんでしたが、私自身が、それぞれの立場の方のもとへ足を運び、一つのケースについて共有・対応し、改善できた経験があります。
もちろん、この成功事例には「共有すること・共有する範囲に対し、ご本人の了承を得ること」は欠かせませんでした。かなり神経を使い手間もかかりますが、効果も大きいと感じています。
救命救急の先生のお話の中で、印象に残っていることがあります。
その時には精一杯やったのだけれど、もっと良い方法はなかったのか振り返ることは大事なのだそうです。次に同じようなことがあった場合に備えて。「でも、本当にまた同じ状況が起こるとは限らないけれど」とのこと。それでも、振り返り・議論し・備える。そこに、プロ意識を超えた「志」のようなものを感じました。
同じ事故や災害が起こるとは限らない。もしかしたら、この訓練は割りに合わないことかもしれない。でも、その中で一つでも「いつか・誰かの命を救う」ことにつながる可能性があるのなら、やる意味がある。
この視点が、命を守る現場の方々に共通していると感じます。そんなプロは、カッコいいです。出初式で一緒に展示訓練を見ていた那覇市役所の女性が「カッコいいですよね〜。消防士さんがモテるの、わかります!」と目を輝かせていたのを思い出しました(笑)
症例検討会で与儀さんの発表を聞いて下さったお医者さんから「凄くいいスピーチでしたね。心に響きました。」との心強いメッセージを頂きました。応援団のつもりが、私の方が勇気と貴重な学びを頂いている気がします。
目指せ、沖縄初の全国大会出場!!
貴重な場を下さった皆さんへ、良いニュースをお届けできますように。
☆ 症例検討会終了後、ホッとした帰り道…駐車場で久々のドクターカーに会いました♪一緒に、パチリ。
(右から、沖縄代表の与儀さん・那覇市消防本部の下地さん)
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