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☆ 2月22日の哲楽より。 ☆

 「消防士さんって、こんなに人気が高かったんだ!」

 最近、私が驚いている出来事のひとつです。

 つい先日、私のもとに消防士さんからうれしい知らせのメールが届きました。消防職員意見発表会の九州大会に向けコーチを担当している消防士さんからのものです。詳しくは、3月にお伝えいたします!※予告編(笑)

 そんなご縁から、私にとって、去年の秋から消防士さんはすっかり身近な存在になりました。

 子供たちからの憧れ感に加え、女性からの憧れは世代を超えて…というものがあることに、驚きと感激の気持ちです。

 昨日は、紀々の10年計画のひとつとして「哲楽商店」夜カフェ(スタメン会議)をこっそり開催しました。今回は、ジャンル限定で介護福祉現場のリーダーズ。介護福祉の現場にたくさんうかがってきた中で…「こんな場があったらいいのでは」と思い続けてきたことのひとつが動き出しました。
 お酒も入らないのに、予想以上に盛り上がり…やっぱり時間が足りませんでした(笑)

 そこで出た話のひとつが「消防士さん」に関すること。カッコイイ消防士さんが職場に来てくれる日は、職場の(特に)女性陣のテンションが上がるのだそうです。モチベーションアップの研修より、職場の避難訓練の方が効果あるかも?!と思い、ちょっとだけ複雑な気持ちになっちゃいました(笑)

 「安全を守ってくれる味方」という気持ちも、大きいのではという気がします。味方がいてくれるということは、本当に心強いですから。

 それは、消防や救命救急のプロの方々とお話する中で、とてもとても実感しています。私にとって、大きな転機となった出会いのひとつです。あらためて、ご縁の不思議に感謝しています。

 明確な目標に向かって進んでいる姿、というのも「カッコよさ」のひとつなのかなぁと考えています。思いのほか、そういうものは表情・姿勢・視線・背中…色々な部分で伝わっているものだと感じます。

 今度、消防本部にうかがう時には、あらためてアンテナ掲げてみたいと思います。

 それにしても、職種の違う方々のお話はとてもとても楽しいです。同じ想いをもった違う職業のメンバーが安心して本音で話せる場を、春から実現していきたいと準備を進めています。まずは、安心&リラックスを第一に、これまでにお会いした方とメンバーからの紹介に限定する予定なので、関心お持ちの方は紀々へご一報下さい♪

 私も、かっこいいプロを目指します♪あれ、乙女なプロ…がいいかな?(笑)

 ☆ 写真は、年の初めに那覇市消防本部で行われた出初式の一幕。アトラクションの出番待ちの子供たち…消防車を憧れの眼差しで追う姿が印象的でした!私も、人生の中で一番たくさんの消防車に会いました。
 

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 ☆ 2月21日の哲楽より。 ☆

 「28日、行きます。がんばって!」のエールをいくつも頂き、元気を頂いています。ありがとうございます♪

 年度末ということもあってか、このところ急に色々な動きが出て来て…28日も、朝からとあるプロジェクトの委員会が入り、会場入りギリギリまで本業の仕事に臨むことになりました。
 明日は、とある企業のラジオCMとテーマ曲のレコーディング。アタマの中では、28日に佐辺さんとお届けする新作の2曲と、このCMソングが流れています(笑)

 笑顔オタクとしての立ち位置は、いつも同じ。「その向こうに、誰かの笑顔を思い浮かべながら…」向き合っています。完成したら、お知らせしますので…どうぞお楽しみに。

 プロには“プロならではの特徴”がある、と感じます。プロとしての努力や現場を重ねてきて生まれたもの。

 そのひとつが、私の場合は「言葉でメロディーが浮かぶ」というものです。今回のCMも、そんな思いがけない私の特徴(職業病?)から生まれたお話でした。

 どんな現場を見ても「この人は、どんな気持ちなのかな?」と考えてしまうのも、ひとつの職業病。BさんとYさん、きっと話しが合うのでは!と思ってしまうのも、そのひとつです。

 琉球舞踊の佐辺さんとの公開リハを観た方々から多かったのは「手がキレイ」という声でした。小さなスタジオですぐ目の前で観られたというのも、手に注目が集まった要因だったのかも知れません。

 恐らく、この「手」も…プロの特徴のひとつなのではと感じます。近くで見ると、手のつくりそのものは「普通の男性の手」に見えます。ポイントは「動き・表情」にあるのだと思います。

 舞台に立つ仕事をしていると「手のもつ表現力」にも、意識をするクセがつきました。私の師匠も、手にはとても厳しい方で…「手を意識するために」と指輪をプレゼントされ、私は、それを毎日身に着けて、いつも手を意識する練習を始めたのでした。

 佐辺さんの「手」についても、哲楽トークでうかがいたいと思っています。私自身も、あらためて「手」を意識してみたいと思うきっかけになりました。

 舞台に立つかどうかは関係なく、日常でも、顔だけでなく手の表情に関心を向けることはとても面白いと思うので…今度、また企業現場の方々ともお話してみたいと考えています。

 ♪ 以前に書いた「手」についてのコラム 

 ☆ 写真は、28日のテンブス公演に向けての公開リハにて。
 
 PHOTO by Naoki Hasegawa

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 ☆ 2月20日の哲楽より。 ☆

 「言葉の力は、すごいですね!」

 つい先日お話したNさんから、感激の表情でうれしい言葉を頂きました。「紀々さんとのあの立ち話の後、気持ちが大きく変わりました。自分でもびっくりでした!」とのこと。

 私に何ができたのか…というと「壁にぶつかっている、というNさんのお話を“聴く”」ことでした。それも、思いがけず立ち話で(笑)。なので、そんな立ち話が大きな転機につながるとは、感激というより驚きに近い感覚です。

 あらためて「聴く力」のもつチカラについて実感する出来事でした。そして、気づいたことがあります。

 聴く力がもつチカラより、「自分の内側にある気持ちやアイディアを外側に出す」ことが効果につながっているのではと。そのためにも「どう聴いてもらうか」がポイントになると思います。

 自分のことを話すことによって、自分の中だけでは出会わなかった「発見(できれば、大発見!)」がある。

 これが「聴いてもらうこと」の価値のひとつだと思います。ほとんどの転機の根っこには、この大発見があるのです。

 転機を起こすエネルギーは、ちゃんとその人やその現場の中に“ある”のだということを、あらためて感じています。ただ、しばしば「フタ」されてしまっているので、そのフタを取り除くことが必要。そのために「話す」ことが有効なのだと思います。

 とにかく「話す」「聴く」ことのもつチカラは、とても不思議で大きいもの。私は、その魅力と底力を、たくさんの方に味わって頂きたいと思っています。講演形式よりも「哲楽ゆんたく(対話)」の形式をオススメしているのも、そのためです。

 話してくれる人が、笑顔になる。それは、私の笑顔につながっています。トークライブでは、その笑顔の輪が客席の皆さんにも広がっていくように…といつも願っています。

 以前は、人見知りさんがよく「私はうまく話せないけれど、聞くくらいはできるから」と言う場面に出会いました。でも「聞く」ことは、本当にすごいことです。“くらい”なんて言ってはいけません!(笑)

 少なくとも、現代のはたらく現場の笑顔のためには「聞いてもらう場・語れる場」が必要なのだと思います。素晴らしい話を聞く場よりも。

 Nさんの転機の一幕に立ち合わせて頂き、勇気が出ました。ますます「聴く力のもつチカラ」を信じて、進みます。
 
 聴く力を哲楽しつつ磨く夜カフェ形式の「哲楽商店」のスタメン会議を、明日行います。3月あたりからスタートできればと思っているところです♪

 ☆ 写真は、28日のテンブス公演に向けての公開リハで、佐辺良和さんとのトークのリハーサル場面。当日、どんなお話をうかがえるのか…楽しみです!
 
 PHOTO by Naoki Hasegawa

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 ☆ 2月19日の哲楽より。 ☆

 ひとつの出来事や問題でも、違う視点・立ち位置から見ると違う“何か”が見えてくる。

 このところ、あらためてそう感じています。

・辞める人が増えている
・数字が下がってきた
・モチベーションが下がっている
・クレームが増えている
・職場に笑顔がない
・事故や事件が起こっている
・体調や心の調子に不調を抱える人が増えてきた

 などなど「どうにかしなくては」という課題が出てきた時に「どの視点で見るのか」も、それぞれの部門で違います。私の場合は、いつでも「人・コミュニケーション」の分野で見ています。

 これらすべての“どこかに”「コミュニケーションの要素が関わっている」と感じています。そして「人の気持ち」も関わっていると思うのです。

 この10年間、様々な現場ではたらく人と向き合ってきて、私はいつも「人の気持ちとコミュニケーション」に注目してきました。「ここにも、コミュニケーションが関わっていたんだ!」と驚くことも多くありました。「結局はね、気持ちの問題なのよ」という言葉に出会うこともたくさんありました。

 だからこそ、「もっと出来ることがあるはず。解決のために。そして、予防のために!」…そう思うようになりました。“笑顔オタク”ならではの視点と立ち位置で、はたらく人の笑顔のための職場環境づくりのアイディアを、これからも考え一緒に取り組んでいきたいと思っています。

 経理のプロ・販売のプロ・人事のプロ…と様々なプロがそれぞれの視点で組織を見てきている中で「コミュニケーション専属」のプロも必要とされてきているような気がします。産業医や保健師といった“保健室”系のプロとはまた違う、現場に近くて常に「人の気持ちとコミュニケーション」に目を向けている立場。このポジションが、いま求められているように感じるのです。

 「視点」といえば、思い浮かぶ場面があります。私が電子オルガンの演奏している時の、お客さんの視点。「どこから見るか?」これは、長年のテーマのひとつです。

 吹き抜けの会場やストリートなど、自由にお客さんが動ける場面では、2Fや後ろから見る方も多いもの。どうしても、手が見たいという方が多いようです。でも、そうすると表情や足さばきが見えない!ということで、気がつくと正面に戻るケースもしばしば(笑)

 「見たいたいものが見えてくるもの」というのも、痛感します。だからこそ“プロ系オタク”の意識&関心と視点が重要なのだと。はたらく人が笑顔でイキイキはたらけるために、それぞれのプロが独自の視点で人や組織を見てサポートすることが効果的ではないかと感じるこの頃です。

 ☆ 写真は、懐かしのアルバムより…20年前の首里高校での学園祭の一幕。吹き抜けのエントランスの2Fは、やっぱり人気席でした!
 

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 ☆ 2月17日の哲楽より。 ☆

 「貴重な機会を頂き、ありがとうございます!」

 28日のテンブス公演の舞台とロビーに作品を飾って下さることになった首里高校の染織デザイン科の先生から、思いがけず感謝の言葉を頂いてしまい感激しています。生徒さんの励みになるとのことで、とても喜んで下さり…私も、とても嬉しいです。

 このところ“何かが実現する”時には、共通点があることに気づきました。それは…「アイディアとアイディア、想いと想いがつながって動き出した」というもの。

 今回の紅型との共演の場合は、佐辺良和さんとの練習の中で「舞台に、紅型の着物を飾れたらいいですね」という佐辺さんの言葉がきっかけでした。それを聞いて、私の中に首里高校の染織デザイン科のことが浮かび…校長先生にご相談させて頂くことにしました。

 ちょうど私が、今年度から首里高校の学校評議員を務めていたこともラッキーなご縁となりました。その何日か後に、ドンピシャのタイミングで「そめおり展」のハガキが届き、校長先生からは染織デザイン科の先生をご紹介頂き…そめおり展の会場で打ち合わせにうかがうことになり、実現が決まったのでした。

 舞台に紅型があれば…という佐辺さんの想いと、発表の場を喜んで下さる先生・生徒さんの想いがつながったことで、今回の共演の実現となりました。

 そういえば以前に、私が研修を担当しているスーパーマーケットで「ゆし豆腐の試食販売」が実現した時も、同じような流れがありました。スーパーマーケットの新しい企画案を聞き、ちょうど私がご縁のあったお豆腐の組合の方にお話したところ、コラボが実現することになったのでした。この時も双方にとても喜ばれ、私もうれしかったです。

 レザークラフトでも、同じ出来事がありました。その一つが「レザーの扇子入れ」。

 佐辺さんと最初に打ち合わせでお会いした時…レザーが大好きだというお話を聞きました。練習会場のはずのスタジオで、レザーに興味津々の姿に私が驚いたほどです(笑)

 「扇子入れは、作れませんか?」

 それは、作り手である母にとって思いもよらないリクエストでした。でも、よくよくお話を聞いていると、おどる人にとって道具のケースはとても大事であることに納得でした。そして、革の丈夫さはピッタリです。毎日持ち歩く仕事の道具を、お気に入りのものに入れて一緒に動きたいという気持ちは、よ〜くわかります。

 作り手としてもチャレンジしてみたいという気持ちになったようで、そこから、私も加わってのアイディア会議がはじまりました。見本となる扇子入れをお借りして、それをもとに図柄や形を検討しました。

 ・扇子入れとして、外してはいけないポイントは何?
 ・レザーらしさを活かすには?

 道具や扇子入れには馴染みのある佐辺さんと、レザーには詳しいけれど道具や扇子入れには馴染みのない私たち…「レザーの扇子入れをつくってみたい!」という共通の想いを真ん中に、アイディアを出し合って、いくつかの扇子入れが生まれました。

 カッコ良く仕上がった!と思いつつも、やっぱり実際に見て頂くまでは不安もありました。韓国から帰った佐辺さんと扇子入れたちのご対面の日…満面の笑顔で喜ぶ姿を見て、ようやくホッとひと安心♪こうしてまた一つ、紀ごころ屋に新しいアイテムが加わりました。

 「こんなことが出来たらいいな」という想いやアイディアのタネを言葉にすることの大切さを、あらためて感じています。そして、そんな言葉に出会った時に、できるだけ実現に向けて力になれる“仲人力”も身につけたいなぁと思ってるところです。

 ☆ 写真は、色や形のちがう扇子入れたち。扇子にも、サイズがいくつかあるそうです。
 

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